ランドセル選びで子供と意見が合わなかった場合は?

小学校の入学準備の大物と言えば、ランドセルや勉強机選びです。「低学年の間はリビング学習する子が多いから、机は入学してから買うと良いよ。」と友人からアドバイスをもらっていたので、我が家ではランドセル選びが入学準備の第一号になりました。

きっかけは、子どもの幼稚園のPTA活動中に、年長さんのお母さんからランドセルの展示会に行った話を聞いたことです。「県内に店舗が無いメーカーだけど、そこのランドセルが良いと聞いて。

色々な所で展示会を開催しているから近くに来たタイミングで見に行って決めたの。」。年々ランドセル商戦の時期が早まっていることをテレビで見てはいましたが、1学期中にランドセルを決めたご家庭が実際にあると知って、軽いショックを覚えました。我が子は年中さんで、まだ時間に余裕はあります。

しかし、もしランドセルの購入が、算数セットを始め数々の入学準備の名前書きの一仕事と重なったり、転勤と重なったりしたら…と考えると、のんびりしてはいられませんでした。即刻心の中でランドセル・プロジェクトが立ち上がったのです。

ちょうどその頃、天の助けともいうべき電話が実家の母から入りました。「まだ早いけど今度のお誕生日に、小学校の入学祝いも一緒に送ろうかとお父さんと話していたの。」と言われて、大変ありがたかったです。

後で届いたお祝いはランドセルの予算として自分が考えていた金額以上のもので、「ランドセルを買うね。」と電話で子どもからもお礼を伝えると、実家の母も喜んでいました。そばにいた夫に「うちの家から勉強机を頼もうか。」と冗談で言われた時は、すかさず「机は送料がかかるし好みがあるから現金でお願いします!」と返してしまいました。

入学準備には、文房具や袋類、衣類や靴や雨具と、様々な物を一気に用意しなければならないので、正直なところ2つの大物の資金調達の目途がついて安心しました。

我が家は、高額の買い物は広く情報収集を行い、機能面や金銭面などの条件になるべく合うものを探す、というモットーがあります。入学準備であっても手を抜くことはできませんでした。早速、これはと思ったメーカーからカタログを取り寄せ始めました。

数センチ角のランドセルの皮見本を添付してくださるメーカーもあり、色合いの参考になりました。予算については6年間しっかり使える品質のものを買うべく5万円としました。随分昔に使っていた自分のランドセルは高学年になるにつれて平たくなってしまい、形の良いランドセルを持つクラスメイトを羨ましく思った経験があります。実家の母から、自分のランドセルは決して安物では無かったと聞き、子どものランドセルを探すにあたり改めて丈夫さが必要と考えました。

A4サイズのプリントが入るように、背負った時の肩紐が痛くないようにという点も大切な条件でした。

入学準備で子供と意見が割れてしまった場合は…

後はランドセルを選んで買うだけという段階になって、遅まきながら子どもに欲しいランドセルについて質問してみました。カタログ以外に公式オンラインショップの商品も参考にして、条件に合いそうなランドセル候補を7つに絞ったのです。

黒と赤しかなかったランドセルが、カラフルなラインナップになり刺繍や型押しの模様入りのものまで出てくると、入学準備にも大きな時代の変化を感じました。その中から子どもに3つ欲しいものを選んでもらうと、

1.淡い紫色で刺繍入り
2.淡い水色で型押しの模様入り
3.淡い紫色と水色の2色構成のもの

とことん好きな色で決めたようでした。

ランドセルは、低学年と高学年で色の好みが変わり後で飽きると聞いたことがあります。お気に入りのキレイなパステルカラーを選んでも、将来「大人っぽい茶色が良かった。」と言い出しかねず、汚れや小傷も目立ちそうです。

実家の母に相談してみると、今時のランドセル事情について驚いておりました。ネットで調べると、ランドセルの男女別人気カラーのデータが載っており、女の子の場合は赤やピンクが半数以上を占めていました。

子どもの気に入った紫色は3割程度だったのです。「お母さんと同じ赤色にしない?6年生になっても好きな色でいられる?」と子どもに何度か確認してみました。ショッピングモールの入学準備コーナーでランドセルを試着してみると、やはり個人的には赤色が可愛らしく見えました。しかし夫の「紫色もいいね。」の一言により、ついに子どもの希望の色を購入することに決めました。ランドセルは勉強に使うものだから、刺繍や型押しなどの装飾が無いシンプルなものを選ぼうね、との約束付きです。

年長さんの1学期半ばを過ぎて、ついに「ふわりぃのmy friend」を買うことに決めました。老舗メーカーであること、障がいを持つお子さん向けにオーダーメイドランドセルを作っていること、未来へつなぐタイムレターの特典があることに、優しさを感じました。肩紐が付け根で調節される仕組みは、ランドセルの負担を減らせそうです。フックに掛けられる手提げハンドルは取り外しができて便利そうでした。

A4サイズのプリントも入り、写真で見る限りしっかりした作りのようです。思い切ってネットの早割を利用した所、しばらくして条件を満たしたランドセルが到着しました。箱を開けて菫色のランドセルを取り出した時、子どもは大喜びしました。

すぐにプレゼントの縫いぐるみをランドセルに入れて、ランドセルを背負い出しました。「大事に使う。」と決めたようで、寝る時は枕元に縫いぐるみとランドセルをきちんと揃えていました。

ランドセルが決着して、これから次の入学準備に取り掛かれると思うとホッとしました。入学準備から卒業まで毎日使うランドセル、色で大変悩みましたが、最終的に子どもの好きな色を選んで本当に良かったです。

この調子ならキレイな紫色のまま過ごせそうです。入学準備を意識してから1年以上かかったランドセル・プロジェクト、手間暇かけて選んで良かったと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です